ねぇ聞いて、これ、結構ヤバいニュースよ。
日本の証券大手、SBI証券と楽天証券が、暗号資産投資信託を販売する方針——日経新聞が5/16に報じた。
しかも、調査対象18社中、さらに11社が販売検討中。 野村、大和、SMBC日興、みずほ、三菱UFJ……要するに、日本の証券業界、ほぼ全部。
長年、塩漬けだった日本のクリプト市場。
ついに、解凍が始まった。
整理するわよ。
ファクト整理——今、日本で起きてること
新しいファクト:
- 5/16:日経新聞報道、SBI証券と楽天証券が暗号資産投信を販売方針
- 検討中の証券会社:野村、大和、SMBC日興、みずほ、三菱UFJモルガン・スタンレー、松井、マネックス、三菱UFJ eスマート、岡三、東海東京、岩井コスモ(11社)
- 解禁予定時期:2028年1月
- 金商法改正案:2026年4月10日閣議決定済み、2027年施行予定
- 新税制:申告分離課税20%(現状の雑所得最大55%から大幅改善)
- SBIの構想:BTC/XRP組み入れETFも計画中
要するに、日本の暗号資産投資環境、ガチで地殻変動。
長年塩漬けだった日本のクリプト市場
日本のクリプト市場、長年、冷凍庫の奥に放置されたままだった。
世界の動き:
- 2024年1月:米国で現物ビットコインETF承認
- 2024年〜:カナダ、香港、オーストラリアでもETF展開
- 2026年4月単月:米現物BTC ETFに19.7億ドル流入
- 米国の現物BTC ETFの純資産:1,000億ドル超
世界中で、暗号資産が「普通の金融商品」として認められて、機関投資家のお金が流れ込んでた。
その間、日本:
- 暗号資産ETF:認められず
- 投資信託への組み入れ:できず
- 税制:雑所得・最大55%(先進国最悪レベル)
- 個人投資家:わざわざ暗号資産取引所で口座開設
塩漬け状態、何年続いたのよ。
米国は、クラリティ法案で規制整備、親クリプトFRB議長就任。 制度面でも、人事面でも、ガッツリ親クリプト体制を作ってきた。
そして、日本もようやく、解凍開始。
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解禁スケジュール、ガチで整理
「で、いつ買えるようになるの?」
タイムライン:
- 2026年4月10日:金商法改正案、閣議決定(完了)
- 2026年中:国会で法案審議・可決見込み
- 2027年度:金商法改正、施行予定
- 2028年1月:新税制(申告分離課税20%)適用開始 + ETF・投信解禁
→ 約2年半後、証券口座から暗号資産投信が買える時代。
ちなみに、なぜ「税制改正と同時期にETF解禁」か。
仮にETFだけ先に解禁されると:
- ETF:20%税率
- 現物取引:最大55%税率
→ 全員ETFに流れる、現物市場が崩壊する
これを避けるために、両方同時にスタートって金融庁が調整してる。 ちなみに、これ結構大事な政策判断。
なぜ「日本のあなた」にとって、これがヤバいのか
「で、2028年でしょ?まだ先じゃん」
——いや、今から備えとくべき理由、4つある。
1. 税率55%→20%、これ革命的
現状の暗号資産税制:
- 雑所得・総合課税
- 最高税率:55%(所得税45% + 住民税10%)
- 利確すると、ガッツリ持っていかれる
新税制(2028年1月から):
- 申告分離課税
- 税率:20%(株式・投資信託と同じ)
- 損失の繰越控除も可能になる見込み
これ、実質的な税負担が半分以下。 100万円利益出した場合:
- 現状:最大55万円が税金
- 新税制:20万円が税金
- 差:35万円
35万円違うって、めちゃくちゃデカい。
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2. 証券口座から直接買える便利さ
現状:
- 暗号資産取引所(bitFlyer、Coincheck等)で別途口座開設
- ウォレット管理
- 取引所の信頼性リスク
新時代:
- 既存の証券口座から、株や投信と同じ感覚で買える
- ウォレット管理不要
- 大手証券会社の信頼性
→ 心理的・実務的ハードル、ガッツリ下がる。
特に、株や投信は持ってるけど暗号資産は手出してない層に、超大きな影響。
3. NISAでの活用、可能になるかも
ここはまだ未確定だけど、注目ポイント。
新NISA枠の中で、暗号資産投信が買えるようになると:
- 年間360万円の非課税投資枠で、暗号資産にもアクセス可能
- 長期保有なら税負担ゼロ
ただし、これは金融庁の今後の判断次第。 NISA対象になるかは、2027-2028年の政策決定で決まる。
4. 価格上昇への影響
これ、長期的にデカい。
世界の動き:
- 米国:個人+機関投資家がETF経由で大量資金流入
- 日本:個人投資家、ETF経由で参入可能に
日本の個人金融資産:2,000兆円超。 そのうち、わずか0.1%でも暗号資産に向かったら、2兆円。 1%なら20兆円。
——これ、ビットコインの時価総額に直接インパクト与えるレベル。
クラリティ法案 + 親クリプトFRB議長 + 日本市場の解禁。
「親クリプト体制」が世界中で進む中、暗号資産価格への中長期的な追い風は確実に強まる。
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ただし、注意点もある
楽観だけじゃない、現実も整理する。
注意1:2028年まで、まだ2年半ある
「価格は今のうちに買っとけ」って煽る人もいるけど、 2年半の間に、いろんなことが起きる:
- 国際情勢
- 米国の規制変更
- 大手取引所の破綻リスク
- 単純な市場ボラティリティ
「解禁前に仕込む」のが必ず正解とは限らない。
注意2:金融庁の最終判断、まだ未確定
「2028年1月解禁」は、現時点の調整方針。
国会審議の中で:
- 施行時期が延期される可能性
- 税率や規制内容が変わる可能性
- ETF解禁の銘柄が限定される可能性
→ 確定情報じゃない。アップデート必要。
注意3:手数料・運用コスト
ETF・投信は便利だけど、運用コスト(信託報酬)がかかる。
例:米国の現物BTC ETF、運用コスト年0.2%〜1.5%程度。 長期保有なら、現物保有との比較は要検討。
注意4:取り扱い銘柄、限定される可能性
おそらく初期は、ビットコイン・イーサリアム・XRP等、主要銘柄のみ。
「アルトコインも投信で買いたい」って人は、引き続き現物取引が必要。
で、今、何をすべきか
「で、結局、今あたしは何をすればいいの?」
ステップ1:制度動向のウォッチ
- 2026年中の国会審議
- 2027年の金商法施行
- 2028年1月の新税制スタート
このタイムライン、把握しとく。
ステップ2:現状の現物保有、税制把握
すでに暗号資産持ってる人:
- 利確タイミング、慎重に判断
- 2028年1月以降の利確の方が、税負担軽い可能性
- ただし、市場ボラティリティの方が大きいかも
ステップ3:証券口座、整える
将来的に証券口座から暗号資産投信を買う前提なら:
- 既存の証券口座、整理
- SBI証券・楽天証券あたりは、最初から対応する可能性高い
- 新規開設するなら、今のうちに
ステップ4:情報収集の質を上げる
「2028年解禁」だけ覚えても意味ない。
- 金融庁の発表
- 各証券会社の動き
- 税制の細部
- ETF組成の進捗
これ、継続的に追う必要ある。
締め——日本のクリプト、ようやく春が来る
長年、塩漬けだった日本のクリプト市場。
ようやく、春が来る兆し。
2028年1月、税率55%→20%、証券口座から買える時代。
これ、日本の個人投資家にとって、戦後最大の暗号資産政策変更。
しかも、クラリティ法案+親クリプトFRB議長と、世界全体が動いてる中での日本の動き。
タイミング的に、世界の波と日本の波が重なる絶妙な瞬間。
そして、いつもの結論。
SBIが動こうが、 楽天が動こうが、 金融庁がどう判断しようが、 2028年に何が起きようが、 自分の財布、自分の判断、自分の足元。
これだけは、人任せにできない。
世界が親クリプト体制で揺れる時代でも、自分の足元だけは整える。
それだけ。
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※本記事は、CoinDesk、日本経済新聞、Yahoo!ニュース(NADA NEWS)、ビットタイムズ、SBI VCトレード等の報道・公開情報をもとに構成しています。


